新しい植物育種技術を理解しよう NBT(new plant breeding techniques)

大澤良, 江面浩 編著 植物分⼦デザイン第178委員会 監修
ISBN 978-4-902590-33-3

「編集の趣旨」より

最近,遺伝子組換え技術に代わる新しい植物育種技術として NBT (New plant breeding techniques) の利用が,欧米諸国で議論され始めている.このNBTで議論すべき項目としてEUでは2007年に,8項目が掲げられた.日本においてはこれらの技術を統合的に取り扱う書物がなく,またこうした技術を活用している研究者も極わずかである.こうした現状を考慮して,本書は合成ゲノムを除く7つの技術に関して,原理ならびに実際の利用例を挙げて紹介すること,さらには,NBTによって作出された植物の安全性や生物多様性影響についても議論することを目的として執筆された.

[目次]
1. はじめに
2. これまでの植物育種技術
3. 人工ヌクレアーゼを利用したゲノム編集技術
4. オリゴヌクレオチド指定突然変異導入技術
5. シスジェネシス/イントラジェネシス
6. RNA依存性DNAメチル化
7. 接ぎ木による新しい遺伝子組み換え技術の開発
8. 逆育種
9. アグロインフィルトレーション(アグロバクテリウム浸漬)
10. 新たな植物育種技術で作製された植物の規制と生物多様性影響評価
11. 今後の展望

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