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現代社会学理論研究 第17号: 【特集】公共圏の可能性と限界

日本社会学理論学会編集委員会 (編集)
ISBN : 978-4-910603-21-6

「公共圏(性)」が社会科学の言語として受容され始めて60年。私たちが直面している諸現象に対抗できる理論的言語を探る。

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【本書の内容】

【序文より抜粋】
「公共圏(性)」が社会科学の言語として受容され始めて60年が経った。

現実社会で私たちが危惧する諸現象の背景には、これまでの研究例会、シンポジウムで確認してきたように権威主義、排外主義、優生思想といった思考が作用し、「新自由主義」的な社会編成のなかで差別と排除が生みだされ続けている。

私たちが直面している諸現象に対抗する理論的言語を、どのような政治学的、社会学的概念を頼りに紡ぎ出し、公共圏におけるアクターとして批判と克服を行うことができるのか、こうした問いの解明に資することが本特集の目的である。

【目次】

【特集】公共圏の可能性と限界

特集序文・公共圏の可能性と限界
宮本真也

直接行動を考えることによって公共性論を鍛えなおす
鈴木宗徳

民主主義の危機と勃興するイデオロギー
――討議による合意と/あるいは承認をめぐる闘争?――
出口剛司

【論 文】
Julian Rappaportの「共同体の物語(community narrative)」論再考
――共同的構成物としての「共同体の物語」――
伊藤智樹

異性愛主義的物質性と実存的に抗う身体
――バトラーの物質化概念の再構成――
長野慎一

日常生活批判と「道徳経験」
――アルフレッド・シュッツおよび中井久夫の所論を手がかりに――
三津田悠

見田宗介(真木悠介)『時間の比較社会学』と死の意味論
梅村麦生

現代社会における親密な自己/他者関係を把捉するための理論構築に向けて
津田翔太郎

哲学者と社会学的思考
――廣松渉、鷲田清一、西谷修の場合――
廣田拓

【書 評】
当事者性をめぐるポリティクス
(書評対象書:樫田美雄・小川伸彦編『〈当事者宣言〉の社会学――言葉とカテゴリー』)
樫村愛子

節約すればするほど足りなくなる時間
(書評対象書:ハルトムート・ローザ著/出口剛司監訳『加速する社会――近代における時間構造の変容』)
数土直紀

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