化学と生物 2024年 5月号 (Vol.62 No.5)

農芸化学会の機関誌です。
農芸化学が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、
広く自然科学の中から問題を取り上げ、
それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。

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編集・発行　公益社団法人　日本農芸化学会

【目次】

◇巻頭言
日本の研究力を脅かしているもの / 西川俊夫

◇今日の話題
植物特化代謝産物の微生物生産における輸送工学的アプローチ / 士反伸和, 山田泰之

甘味受容体への増強・抑制物質の作用メカニズムの違いについて / 中北智哉

MALDI-TOF MS微生物同定の食品産業への展開における問題解決に向けて / 中山素一, 宮本敬久

祖先型再構成法と構造生物学の融合による酵素の機能解明 / 中野祥吾

ジャガイモシストセンチュウ類の孵化を促進する新規化合物「ソラノエクレピンB」の発見 / 秋山遼太, 水谷正治

◇解説
脳-腸-腸内細菌相関研究を通じた健康寿命の延伸 / 大野和也

C1酵母の細胞内C1毒性管理と高メタノール環境に対する細胞適応の分子機構 / 中川智行

ヒト腸管に棲息するビフィズス菌を中心とした腸内細菌に関する研究 / 堀米綾子

糸状菌におけるセルロース・ヘミセルロース分解酵素遺伝子の発現制御機構 / 國武絵美

ビール苦味成分による脳腸相関活性化を介した認知機能改善と体脂肪低減 / 阿野泰久, 福田隆文, 山崎雄大

◇付録
和文誌編集委員